ゆめ風基金

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ゆめごよみ風だより

No.562012年2月6日発行

3.11東北・関東大震災、
そのとき障害者は!
-復旧ではなく復活をめざして

11月23日(水)被災地報告会 @山西記念福祉会館ホール

石田義典(中部障害者解放センター・事務局長)

ポジティブ生活文化交流祭のメイン企画とも言える被災地報告会。

会場は時間前からぎっしり埋まり、みんなの熱気で最後までいっぱいでした。パネラーは宮城県の及川智さん、井上朝子さん、阿部俊介さん、福島県の白石清春さん、青田由幸さん、ゆめ風基金の八幡隆司さん。そして牧口一二さんの絶妙のコーディネートで笑いと深刻さ、熱い想いを共有しながらのシンポが始まりました。当日用意されたパンフレットはすぐに無くなりました(報告会の議事録も作成中です)。

前半は各地の大地震当日やその後の状況、後半は参加者から出された質問への回答、避難所の在り方、被災地支援の活動、東北の障害者状況などについてパネラーからの発言がありました。ビデオを見てみると、改めてかなり濃い内容の報告会だったと思います。印象的だった内容を抜粋して報告します。

みやぎ〜3月11日はちょうど事務所で会議をしている最中。電動車いすが大きく揺れて、天井の電灯も落ちてきた。後、避難所に向かったが事務所に戻った。最初に行った体育館はみんな体育座りで身動きとれず、トイレにも行けない。電気も止まって真っ暗。危ないと思った。福祉避難所はデイサービスで昼間しか動いていない場所なので夜間の対応や体制は想定ができないし、職員の数も足らない。また福祉避難所だけに障害者が集められてしまうと施設のようになってしまう。…地震以降準備したのはガソリン、自転車、発電機。4月の地震で人工呼吸器利用者から依頼があった。今回一番感じたのは人とつながっていくことです。いかに自分達の存在を知ってもらうか、に集約されると思う。

ふくしま〜福祉サービスや団体につながっている30%の障害者は何とかなるが、70%の人は大変な状況になる。行政の要援護者・障害者手帳のリストは個人情報で出せないと言ってたが、出させた。でも実際には役に立たなかった。ベッドから一歩も動けないような障害の一番重い人だけだったが、障害が軽くても家族だけでは逃げられない人も多い。実は内閣府のガイドラインの中に「生命財産の危機のような緊急時には本人の承諾を得ないで個人情報を出して良い」とある。南相馬市では障害者全員にローラーをかけてつながった。うちでやれた事を全国でもやってほしい。福島の放射能は無くなることはなく、心は痛んだまま。大好きな福島に戻ってこれない人も、逃げたくても逃げられない人もいる。しかし、全国からの人の応援があればここに残れる、がんばれる。

ゆめ風であいましょう in カタログハウス 満員御礼!

永六輔さんが車いすで参加されスタッフ感激&お客さま大喜び。リハビリの様子をレポートされ会場は爆笑の渦

永六輔さん小室等さん進行の恒例の催し。森達也さんが「震災報道のうそとまこと」をテーマに「一人一人がメディアや他者に判断を依存しないで「自立」することが社会を変えていく」と話されました。伊藤多喜雄さん、李政美さん、こむろゆいさんが歌を披露されぜいたくな時間が流れました。

李政美さん、こむろゆいさんの素敵な歌声が胸をわしづかみ

小室等さんと森達也さんのトーク「報道の多面性をしっかり見ることが大切。集団埋没型『山羊』の中で自立型『羊』の存在が社会を変える」「一人一人が自分で考えて答えを探ろう」

撮影 在津完哉/書 左右津安輝子

事務所の窓から

▼今日は1月17日、阪神淡路大震災被災地で鎮魂の集いが行われました。17年前の教訓が充分に生かされていないことは痛恨の極みです。17年間に2度の大災害を経験した今こそ、生命と人権が何より尊重される社会に生まれ変わることが急務です

▼ゆめ風基金の当事者ボランティア派遣活動が国連「世界ボランティア白書」に紹介されました。昨年12月には読売福祉文化賞を受賞することができました。支えてくださったみなさまに心から感謝します(千)

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