ゆめ風基金

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ゆめごよみ風だより

No.492010年6月3日発行

そよ風、つむじ風、六甲おろし…各地からの風だより

2009年12月より

  • 12/5のNHKテレビを見ました。とても役に立ち良かったと思っています。小さな事でも言ってもらわないと分からないことがありますので…(大阪市阿倍野区)
  • 赤十字にもしていますので少ない金額ですみません(広島市西区)
  • 当初の私の金額にはほとんど到達できなくて誠に申し訳なく思います(北海道北見市)
  • 医療費の戻りが少しありましたので何かの役に立ててください(神戸市北区)
  • 風だよりを読むと希望を感じます。ありがとう!!(福島県田村郡)
  • あったかい気持ちを失くさずに生きていきたい。弱い私ですが少しでも役立てることがうれしいです(岡山県倉敷市)
  • この一年、風便りを元気で読むことができ感謝しています。新しい年もそれぞれの場所で無事に過せますように(仙台市青葉区)
  • 来月40歳となります。これからもすこしでも世のため人のために働ければと思います(鳥取県西伯郡)
  • 入金の記録ありがとうございます。忘れたこと思い出したように送金していましたが、この金額になっていたのですね。2万円までの分送金します(岩手県盛岡市)
  • 入金記録が届いて2009年度分が未納になっていると知りました。遅ればせながら…。いつも応援しています(北九州市八幡西区)
  • まだ1回しか寄付してないのに定期的に送ってくださる紙面にいつも感心しています。久しぶりですが(広島市安佐北区)
  • ゆめ風はセーフティネットだと思います。小さな力かも知れないけれど…(埼玉県戸田市)
  • 高額所得者は税金をたっぷりと払い、仕事をみんなで分け合える社会になればいいナ(静岡市葵区)
  • 眼が悪く、外出がままならずカタログハウスでの催しに行く事ができず残念です。ラジオで永さん、テープで伊奈かっぺいさんの話、楽しんでいます(千葉県柏市)
  • 風だより、きちんとしたご報告いつもありがたく拝見しております。娘も無事20歳を迎えました。自立への道はなかなかみえてきませんがボチボチいくさと思っています。これからもよろしく(滋賀県甲賀市)
  • 全国民中流家庭がいつのまにか若者貧困層に。子どもたちのことが心配です。生活の質をおとして幸せに暮らしましょう(埼玉県本庄市)
  • 入金記録ありがとうございます。新しい年も続けていけたらいいなと思っています(埼玉県上尾市)
  • 永さん、小室さん、かっぺいさんの会参加しました。心のあたたかくなる時間を楽しませていただきました。送金できることに感謝です(静岡県御殿場市)
  • 少しですみません。自立支援法はどうなるんでしょうか?心配です(神奈川県相模原市)
  • 盲人であった主人が今年亡くなりました。60年連れ添いました。皆さま頑張ってくださいませ(島根県浜田市)
  • NHK教育テレビ見ました。知らなかった事がたくさんありました(東京都荒川区)
  • 資源回収資金です。有効に使っていただければと思います(愛知県春日井市)
  • ゆめ風基金に送金していた娘が11月にガンで亡くなりました。遺志をついで続けたいと思います(岐阜市)
  • あたりまえがあたりまえでなくなってきた世の中ですが、新しい年が少しでも希望の年となりますように!(福岡県朝倉市)
  • あたたかい風を期待しています。ほんの気持ちです(島根県大田市)
  • 久しぶりに送金します。災害のないよい年であることを祈りつつ(函館市)
  • 入金記録ありがとうございます。風だよりのおかげで今年もこんなに災害があったことを思いだしました(大阪府豊中市)
  • 2006年乳がん手術、2008年重症筋無力症認定と苦しい年をのりこようとしています。かけがえのない友達が支えてくれています(柏市)
  • お三方の写真を見ただけで声を出して笑ってしまいました。会場は魂が響き合い、ゆめ風で満たされた事でしょう。寄付をさせて頂く我が身の幸せに感謝です(山口市)

【ゆめ風応援歌】物語 VOL.20

風化という言葉が嫌いです

【風化】とは『広辞苑』によれば「地表およびその近くの岩石が、空気・水などの物理的・化学的作用で次第にくずされること。比喩的に、心にきざまれたものが弱くなって行くこと」という意味だそうです。なるほど、岩石が風化すれば砂になって岩石の姿を止めません。でも、自然の摂理の中で物質として残るはずです。一方、「心に刻まれたものが弱くなっていく」風化は、忘却と同義に解釈されて「なにも残らない」、いや、何かが僅かに残っているのだが「それが何なのか」わからない、つまり、意味が剥奪された状態になるわけですね。厳密には「岩と心」でニュアンスが少し異なります。

僕が学生になった一九七五年ごろ、「被爆体験の風化」という言葉をよく聞きました。戦後三〇年、戦争のことも原爆のことも「みな忘れている」というわけです。僕はとても違和感を覚えました。「忘れているのではなく、その意味を問わない、あるいは歴史と現在を繋げないのだ」と反発しました。時間が経てばモノゴトが忘れ去られるのは、当たり前です。逆に、忘却という精神現象がなければ、人類は生を継いで今まで生存してこられなかったはずです。辛い・悲しい・怖い・酷い・非道い…経験が、その体験時の印象のまま、その強烈な衝撃がそのまま記憶の中に持続するなら、人間はとうてい生きていけません。時間的長短の差はあっても衝撃が徐々に和らぐから、僕らはまた新たな方向を見いだせるのです。これが「時間薬」で(もちろん「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」もありますが「忘却」とは別次元です)、僕の好きな日本語です。

十五年前の震災体験は、僕の中で本棚とステレオが倒れた音と衝撃として残っています。あの日、いつものように自分の部屋で寝ていたら、確実に下敷きになっていたはずです。それから数年間は「揺れ」に過敏になって、夜中に大型トラックが通っても起き出すことがよくありました。今はそれなりに「風化」していますが、僕ですらそうでしたから、被災した人々は如何ほどのショックだったろうかと、何度も何度も想像しました。

想像することを止めない限り、風化はありえません。それは、過去に拘泥する所業ではなく、痛みと悲しみの中から未来へ向かうという、ごくごく当たり前の人間的営為なのです。「風化」は、僕の嫌いな日本語です。

チョウパギ
愛称「浪花の歌う巨人」。ブルース・ジャズ・ロック・フォークは勿論のこと、朝鮮・韓国の古典民謡やニホンの浪曲、落語もこなす。2002年から始めた「歌うキネマ」シリーズでは、ひとりで映画を語り歌うという新境地を開いている。その発展型が「声体文藝館」で、ピアニスト・ハルマゲンとのコンビで全国を巡演している。

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