ゆめ風基金

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ゆめごよみ風だより

No.422008年9月5日発行

ゆめの中で風の中で〜人の交差点ライブ in 越谷 2008.6.19

コンサートの打ち上げで「僕にも1本」と小室等さんに言われ、セブンスターを小室さんと一服。僕の人生において最高の一服になったのはいうまでもない。

6月19日の当日から2ヶ月余りたった。あの時の自分は信じられない。ステージの上に小室さん、山田さん、牧口さん、こむろゆいさん、そして多くの仲間と客席の皆さんといたのが信じられない。正直言うと当日ステージでの自分の発言は何一つ覚えてはいない。

それまでの怒涛の2ヶ月間で出会った人の顔の方が忠実に覚えているのです。小室さん、山田さんというビッグな二人が来てくれるのに、ゆめ風の思いをみんなに伝えたいのに、とにかく時間が無い。焦りと憤りがあった。実行委員長としては皆を引っ張っていく自信は微塵もあるわけがなかった。それでもただ実感はあった。恐いぐらいに実感があった。実際に大きな地震が縦続きに起きたのは運命として恐かった。でも、それだからこそ「地域での底力」の見せ所だと実感できたのかもしれません。結果はみんなの踏ん張りで当日ホールは超満員でした。

「死んだ男の残したものは」を歌う小室等さん。40年間歌い継がれる名曲。ついで歌われる究極の「ワンダフルワールド」。地球上のすべての子どもたちに平和を!

楽屋での接待は初めての体験でした。僕の父親と同じ年の山田太一さんと、しんみりと話をしました。こむろゆいさんとは父親と仕事する良さと大変さを少しだけ聞きました。

今感じることは、3月のゆめ風の総会にいつもの旅の相棒である吉田と参加した時から、この過酷かつ感動の体験が決まっていた気がするのです。

コンサート後の街角で「最近は地震がブームよね」「うん、すごく地震多い、多い。ほんとブーム、ブーム。恐い、ほんと恐いね」女子高校生の会話を耳にする。「鉄道ブーム」「高齢者ブーム」「通り魔ブーム」に「地震ブーム」リアルにIT器具や映像で実感できる分、その為にブームの時代なのでしょう。

ドキュメンタリー映画「ミリキタニ(三力谷)の猫」の話をする山田太一さん。本音をぶつけ合ってこそ作れる深い人間関係を求めたい、簡単ではないけれど

だから出来れば現場での体験を大切にしたいです。腐れ縁で繋がっている否応なしの体験を大切に。コンサートは終わりましたが、次に伝えていくものと現場でやっていくものがあると信じています。と言いつつ確実に季節は巡って行きますね。ありがとうごいました。

ゆめ風ネットさいたまコンサート実行委員長 樋上ひがみしゅう
1964年生まれ。東京五輪、新幹線開業の年。奇しくも世間は北京五輪で鉄道ブ−ムとか。わらじの会での活動は20余年。ここ4年連続ゆめ風基金の総会に参加、埼玉でゆめ風のコンサ−トを開催する縁となる。慢性の引きこもりながら車イスで地の果てや月まででも行きたいと感じている嫌な性格。

久しぶりに山田太一さんにお力添えいただいた。山田さんが描かれるテレビドラマには必ずといっていいほど都会と郊外をつなぐ電車が出てくる。ごく普通の街で、ごく普通に暮らす、ごく普通の人びとを山田さんは描こうとされているようだ。でも、ごく普通だったらドラマにならない。そこでごく普通の人々のごく普通の暮らしの中に「ひょっとしたら……」と思えるトンデモナイ事が起こる。そのとき普通の人びとは……それが山田ドラマだ。リアルに起こり得るトンデモナイ事はいろいろある。そのときボクはどう生きるだろう、山田さんのドラマを観ているといつもそんな想いにさせられる。

山田太一さんの話と小室等さんの歌、このジョイントはボクの長年の夢だった。何かそこに醸し出される空気が溶け合うように感じていたのだった。だけど、実際に夢が実現してみるとお2人それぞれ、付かず離れず絶妙の空間が会場を包んでいたのだ。(牧口一二)

山田さんと小室さんの対談。真ん中で手話通訳の方が同時通訳をしている
人はそれぞれ孤独なのだけれど地面でつながっていると思うと暖かいものが伝わる
車いすの背に看板を取り付け、街を練り歩く
わらじ名物「人間立て看」。「看板娘」の久美子さん。実行委員会の要です
ひざ掛けが宣伝用になっている
体を張ってPRするわらじの会 藤崎稔さん
こむろゆいさんとデュエットする小室等さん、透明感あふれるゆいさんの歌声
ステージに出演者とスタッフが勢揃い
大いに盛り上がったフィナーレ。全員で「夢と風」を歌いました
ロビーに全員集合
催しが終了した後の集合写真。みんなの幸せそうな顔をごらんください。前列左から3番目の男性が実行委員長。スナフキンの帽子と長いひげがトレードマーク。小室等さん、こむろゆいさん、山田太一さんはどこでしょうか?

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