ゆめ風基金

特定非営利活動法人 ゆめ風基金

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ゆめごよみ風だより

No.392007年11月26日発行

中越からのおたより

大阪からの声かけでやれるという気持ちに

障害者地域活動支援NPO法人 大杉の里(上越市)

地震が起きたのは、浦川原区の体育大会の最中です。体育館はキシミ、天井の一部が剥がれ落ち、大声と子どもの泣き声と混乱のなか、メンバーの安否確認途中電話が通じなくなりました。余震のなか施設の状況を確認後、手分けして全員の無事が確認できたのが午後六時過ぎでした。翌日、メンバーは各々の恐ろしさを語りながら施設の整理に入り、壁の亀裂や天井の破損のあることが判りました。急ぎ専門家にみていただき骨組は問題ないであろうとのことでした。十八日、中心街から離れた柏崎市西山町太田地区の公民館へ炊出しにでかけました。寝たきりの御老人も避難されていたり、救急車の出入りするなかでした。当施設が被災したのに他へボランティアとはと批判されるなか、ゆめ風事務局から「だいじょうぶですか。協力できます。元気をだしてください。訪問します」遠い大阪からです。この声がけで勇気がでて、やれるという気持になりました。八月十六日、暑いなか自立生活センター新潟とゆめ風基金から訪問いただき、励ましと救援金をいただきました。まことにありがとうございました。(藤田こうし)

がんばるな、無理するな、よく眠ろう

ハンデワークスペースたまり場喫茶めぐ(柏崎市)

ステージ上にたくさんの出演者、中心には車いすの人2人。みんな両手を挙げている。
11月17日に新潟で開催された「障害者芸術文化祭」での発表の様子。曲目は、私の出来る事(kokia)とめぐの歌です。

ドッシ!ガラガラカラ、ガチャン「キャーどーなったの。なにがあったの!」、頭の中は真っ白。今、自分の居るここで地震が。もうダメ?そんな最中、四五kgの娘を無意識で机の下に避難、只々おさまる事だけを祈って五分・・。動揺する娘を背負い外に、箪笥が頭に当たり助けを求めるお婆さん。ガラスで足を深く切り泣いている子ども。上を見れば瓦が落ちた我が家。周囲は壊れた家、盛り上がった道路、真に地獄。

その後、「ゆめ風基金」という名前すら知らなかった方々からの応援。とにかく元気を、前向きに、前向きにと、進んでいきたいが、完全復興には高いハードルが。

通って来る仲間の心は打ちひしがれ、これから迎える冬越。でも、あせらないで行きます。天災に勝てる人などいない。二度の被災で絶望し、心も体も疲れている。もう十分頑張っている。頑張るな。無理するな。よく眠ろう。とある病院の院長先生の言葉。そんな気持ちにさせてくれた絆、ゆめ風の皆様ありがとう。(品川絹子)

誰もがその人らしく暮らせる社会を

障害児者地域生活支援NPO法人トライネット(柏崎市)

食卓を囲んで、各々食材を手に取っている
みんなで調理

中越沖地震で大きく変わった柏崎のまちは多くの皆様からのご支援とみんなのパワーでひとつひとつ復興に向かって確実に歩んでいます。

地震後、目まぐるしく過ごした夏、少しずつ平静を取り戻した秋、そして今は時折木枯らしが吹く季節を迎えました。

トライネットのスタッフは利用者の方たちと慌しくも楽しいデイサービス、放課後の子どもだちとふれあう毎日。土日はカラオケ、ボーリングなど利用者の希望に添った余暇支援にと奮闘しています。十二月にはトライネット主催のフォーラムも予定されています。

震災の混乱時、誰もが自然に助け合い、励まし合い、支えあうことを経験し困難を乗りこえてきました。その気持ちをいつまでも忘れることなく持ち続け、トライネットが目ざす「誰もがその人らしく暮らせる社会の実現」に向かっていこうと思いを新たにしているところです。(高橋直樹)

防災のホントのところを知るイベント 立川のまちに必要なこと!ご報告

自立生活センター・立川 廣瀬麻美

「障害のある私たちが災害時に必要なものは…」展示に見入る参加者たち

自立生活センター・立川では、10月7日に「防災のホントのところを知るイベント〜立川のまちに必要なこと〜」と題してイベントを開催しました。これはゆめ風基金を通じて、中越沖地震で傷ついた仲間のために届けたいと思って企画したものでもあります。

当日は、脳性まひの障がい当事者であり、阪神・淡路大震災の被災経験がある玉木幸則氏(メインストリーム協会副代表)と立川市防災課長の北川亘氏を招いての講演を行い、来場者一人ひとりが自分に必要な災害時の備えや、立川の各地域で行われている防災対策への参加を考えるきっかけづくりとなりました。

自立生活センターでは、障がいのある職員が中心となり、障がいがあっても地域で安心して生活していけるよう、ピアカウンセリングや介助派遣などの活動をしています。その一環として「私たちにとって災害時に必要なことを考えよう」というテーマで、地域の障がい当事者とともに全3回のプログラムを行いました。イベントではその成果発表も行い、地域の人に私たちの存在や考えを伝える機会にもなりました。

(事務局から・・・参加費、募金、売り上げの全額を中越沖地震障害者救援金としてご寄付くださいました)

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