ゆめ風基金

特定非営利活動法人 ゆめ風基金

〒533-0033
大阪市東淀川区東中島1-13-43-106

TEL:06-6324-7702
FAX:06-6321-5662

MAIL:info@yumekazek.com

障害者救援活動にご協力ください

障害者救援金
送り先
郵便振替口座
00980-7-40043
ゆめかぜ基金
その他の振込方法

ゆめごよみ風だより

No.332006年5月17日発行

ゆめ風であいましょうイン豊岡 450人の大盛況、会場は超満員で暑いほどでした

新たな被災地で開催する初の試み。地元の障害者作業所が実行委員会を作り、強力な応援団を立ち上げ、豊岡市役所や社会福祉協議会、ライオンズクラブ、市民グループのみなさんが本当に暖かくサポートしてくださいました。そして、多忙なスケジュールを縫うように駆けつけ、精一杯お客さまを楽しませてくださった永六輔さん、小室等さん。みなさまに心から感謝をささげます。

小室さんのギターに合わせて、

「遠くへ行きたい」をみんなで歌いました

豊岡の「グループこうのとり」、出石の「はこべの家」のメンバーから、永さん、小室さんに感謝の花束が贈られました

開演40分前からお客さまに語りかけ続ける永さん、たちまち笑いの渦が…

しっとり歌い上げる小室さんの歌声に満員の客席は水をうったように静まり返りました

ゆめ風ネットの面白みと力強さを感じました

【ゆめ風ネットみやぎ】CILたすけっと 井上朝子

今回の総会・イベントへの参加は、私にとって初参加でとても良い出会いと経験をする機会となりました。外で活動することは大好きなのですが、単独で遠出するのは久々だったもので、さすがに緊張もありました。

記念撮影

小室等さんと(左が筆者)

出発当日は、仙台から会場のある出石町まで飛行機を乗り継ぐというちょっと変わった移動手段をとりました。伊丹で飛行機を乗り換えて但馬空港までいけば、リフト付き車両で迎えに来て下さるとのことでした。全国から集う参加者の受け入れや会場準備などで忙しいにも関わらず、親切にして下さったことに心から感謝しています。

その日は強風のため、飛行機に遅れが出たり、フライト中もかなりの揺れを感じたりと大変でした。けれど、ホテルに着いてからはその疲れも忘れるほど交流会を楽しむことができました。おいしいお料理はもちろんのこと、同じテーブルを囲んだみなさんとの出会いや語らいは、私に人と接することの喜びを改めて感じさせてくれたように思います。

翌日の総会は、昨年の決算や活動報告、新たな活動計画と予算等が示され承認ました。総会出席というだけで私はガチガチに固まっていたのですが、想像していたような単調で堅苦しい感じのそれとは違い、アットホーム感覚で冗談が飛び交う場面もありました。また、今後の活動に対して活発に意見が出されたりしていて、全国ネットで展開している“ゆめ風ネット”のおもしろみと力強さを肌で感じました。

そのあとのイベントは、なんと最前列で楽しめました。永六輔さんと目が合い、トーク中に何度か声をかけられたことは忘れられない思い出です。

今回の総会に参加したことで、私たちの住む街仙台でも防災意識を高めるためのイベントを企画したいと考えました。特に宮城県では30年以内に99%の確率で大地震が起きるといわれています。普段は忘れてしまいがちな災害への備えですが、いざというときにどういった援助が必要なのかみんなで考える機会をつくれたらと思います。

ゆめ風基金総会に参加して

【ゆめ風ネット石川】自立生活センターハートいしかわ 西田享子

私は車いす利用者です。私がJRの特急に乗るときは、金沢駅に事前に電話で予約をして切符をとらなければなりません。予約した切符をとりに行くときは、障害者手帳を持っていかなければなりません。一般の方と同じように切符を買えないことにいつも苛立ちを感じています。今回は京都までサンダーバードの車いす用の指定席をとりました。前回は電動で行ったのですが、車内販売のカートが通らなくて、来るたびにデッキまで移動しなくてはいけなかったので大変でした。今回は京都で特急きのさきに乗り換えるので、おそらく古い車両だろうと想像して、手動の車いすにしました。古い車両だと電動が入口で入らないことがあり、電車そのものに乗れないことがあります。なぜ、車いすだけこんな不便な思いをしなければ、ならないのかなあと腹がたちます。

牧口代表と記念撮影

当日の朝は金沢駅について、突然のハプニング。前日空気を入れて確認したはずの車いすがパンクしているのです。発車まで余り時間がなくもうどうしようもありません。同行した理事の須戸は「あまり遠出の経験のない車いすの人が、旅行するときはハプニングが付き物なんや」とげらげら笑っていましたが、私は朝一番からかなりへこんでしまいました。

金沢駅は中央改札にエレベーターもでき、利用しやすくなっていました。京都までのサンダーバードは車内販売が来るたびに動かなくてもよかったので楽でした。でも車いす用の席は片側2席分の一つがなく座席に乗り移って車椅子をたたむのが前提で作ってあるようです。せっかく新型車両で車椅子対応を作るのなら、もう少し当事者の意見を聞いてから作った方がと思います。京都からの特急きのさきはやはり古い車両で入口もやっと通れる幅で、座席に乗り移りが必要でした。乗り移ってしまうと車いすはデッキに出してしまうので、豊岡までの時間身動きがとれずけっこう辛かったです。

豊岡駅は、バリアフリーになってなくて車椅子を押す方もたいへんだったと思いましたが、がたがた道を車椅子に乗っている方もけっこうしんどかったです。ホテルについてすぐ大浴場に入りその間に車椅子のパンクを直してもらいましたが、交流会では各地のネットの方とお話もできてよかったです。交流会が終わる時に小室さんや牧口さんと一緒に写真をとった事もうれしかったです。

総会は、けっこう難しくて、あまりよく分かりませんでした。でも、いつ、災害に見舞われて事務所がなくなっても、壊れたりしても応援してくれるゆめ風基金の存在は大事だと思いました。お昼は、出石の名物皿そばを食べに行きました。はじめて食べたけど、とっても美味しかったです。午後からは、ゆめ風であいましょうのコンサート。はじまる前から永さんが出てきて、その話が面白かったです。コンサートもよかったです。

私自身勉強不足で何も分かってなくてだめだと思いましたが、少しは「ゆめ風」の大切さが理解できたように思います。これからも全国のネットの皆様仲よくお付合いください。

総会から帰ってラジオ番組の
永六輔さんにあおられて…

【ゆめ風ネット埼玉】わらじの会 樋上秀

ホームで記念撮影

寝台特急日本海を背に(夜行列車好きの樋上です)

昨年の大阪での総会に4人で行き参加団体では一番の多人数。今回も昨年と同じ顔は私だけですが4人。現地まで7時間半の参加団体最長時間であり多人数。送迎の車をお断りして路線バスにて行った為に暇人+物好きに見られた模様です。それは冗談としても、はたから見ると「よく、やるよ」なのだろうし、実際にくたびれました。

到着1時間後に始まった交流会では、自分なりの被災基金、防災に対する思いを伝えなければと思いつつも腹が減ってしまって一番最後まで会場でタラフク食っていました(出されたものは残しては勿体無いという強迫の意が自分の中には常にありまして)。

その夜は会場になっている出石唯一の豪華ホテルの温泉に浸かり眠りました。体調としては腰痛が出てかなり苦しかったのですが、旅に出ればと楽監視していました。ところが翌朝、「どやった、よう眠れた」と牧口さんから聞かれ、口では「僕はどこでも眠れますよ」と答えながら「おおきに、温泉に浸かって久しぶりにいい気分でよく眠れました」と心の中では無意識に素直になっていました(歳である)。自分の旅や、わらじの合宿では眠れるも、眠れないもないのが私の旅のスタンスです。でも今回から言葉でも少しは素直になろうと感じました。

さて総会では各地の災害の現状が報告されましたが、私自身は防災という事で携帯兵児帯を所持しました。これはおんぶ紐+多様防災グッズとしてです。それと今回呼びかけ人である永六輔さんのラジオ番組にあおられて携帯電話をようやく樋上も所持しました。この携帯は防災にも役立つ、世界初のラジオ式携帯電話で通称「ラジ電」との事(ラジオでゆめ風の話をするとの事でたまたま聞きました)。

この二つがあったからって命が助かったり、命を助けたりする保障はどこにもありません。でも永六輔さんにあおられるというより、総会以後自分自身を何か一つは試したかった。

わらじの会Y嬢(飛び入り!乱入?)が記念講演のおわりに永六輔と「遠くに行きたい」の歌の手話を大胆にしているのを観てしまい。自分も何か証をという気にさせられたのでした。 そして帰りの大阪でパンジーを見学したのですが、「自立支援ってなんぼ(円)になるんやえ、なんぼ」損得なんぼ的元気な大阪に、元気のない樋上はあおられて二つの携帯を所持しました。

「障害者市民防災提言集」7月完成予定

昨年より多くの方のご協力をいただき、作成を進めている「障害者市民防災提言集」がようやく完成に近づいています。

当初は今年1月完成を目指していましたが、原案作成後は、企画編集会議で具体的な議論が進み、提言内容の精査や、読みやすさの工夫にわたって、大幅な書き換えが必要となり、完成時期をずらしました。

当初23あった提言も似たものはまとめるとともに、新たな提言を加え、最終的に提言は15項目となりました。提言は、昨年みなさんからいただいたアンケートなど、障害者市民の声を中心に、今後どのような改善策が必要か、企画編集会議の方々を始め多くの方の意見や、ゆめ風基金のこれまでの活動経験をもとにまとめています。また提言集には国や自治体の取り組み、阪神淡路大震災以降、災害救援策はどのように変わったかということの検証も盛り込んでいます。多くの皆さんに活用していただけることを期待しています。

©ゆめ風基金