ゆめ風基金

特定非営利活動法人 ゆめ風基金

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ゆめごよみ風だより

No.292005年5月26日発行

NPO法人 ゆめ風基金 第4回総会ご報告

ロの字状に長机を並べらて作られた会議席が満席になった
総会のようす

3月27日大阪市内で【ゆめ風ネット】14団体22人、個人会員6人の出席のもと第4回総会を開催いたしました。

議案は①2004年度活動報告 ②2004年度決算報告 ③2005年度活動方針と予算 ④役員改選でした。1号2号とも議案について事務局から説明の後、監事から監査報告があり、承認されました。3号議案の活動方針と予算についても承認されました。4号議案の役員改選については、現監事が辞任し、理事に就任する件と、新監事就任の件です。事務局案は承認されました。席上、現理事より健康上の理由により辞任の意向と後任理事の推薦があり、両件とも承認されました。

【ゆめ風基金】2004年の活動

被災障害者救援事業については、7月に起きた北陸豪雨被害において障害者救援活動を展開した三条市のNPO地域たすけあいネットワークと連絡調整を行い、被災障害者の把握に努めました。また、三条市災害ボランティアセンター常駐の神戸NGO「震災でつなぐボランティアネットワーク」の障害者救援活動に20万円の救援金を届けました。大阪市従業員労働組合公園支部Vネット委員会による救援活動に協力しました。台風、中越地震など、その後相次いだ災害について、11被災地の14障害者団体に総額5,164,263万円の救援金を届けました。この間、ネットひょうご、淡路島、たじま、京都、香川、徳島、愛媛、宇佐をはじめ各方面から情報収集し、現地調査も行いました。被災障害者復興支援活動として、前年度東海集中豪雨被災地の障害者防災ハンドブック作成に100万円の助成を行いましたが、2004年6月に完成し、各方面に活用されました。

被災障害者支援を広く訴える事業として、4回にわたってニューズレター1万1千部を発行して支援者や市民に届けました。さらに、神戸、東京などで講演会、コンサートなどを開催し「共に生きる社会」への理解を深め、広く支援を呼びかけました。

救援と情報発信の窓口として【ゆめ風ネット】の設置を各地の障害者市民団体にお願いし、災害に備えました。また、他のNPOや障害者団体、市民団体、との協力、連絡調整に努めました。

さらに、障害者市民防災まちづくりアイデアコンテストを行い、障害者団体、災害NPO、NGO、市民ボランティア団体、労働組合など幅広い協力を得て、全国に呼びかけた結果、317点の応募がありました。

年間の収支については前号でお伝えしていますが、被災地に5,394,263円の救援金、復興支援金を届けた上に、なお1,879,533円の純収入があり、基金総額は12月末で207,363,458円となりました。どこで災害が起きてもすぐに届けることのできる全国の障害者のための救援基金です。

会員の構成=運営会員10個人 40団体(3団体増) 賛助会員11145人(344人増) 賛助会員のうち呼びかけ人932人(8人増)特別会員(不定期にご寄付の方)249人 合計11750人(357人増)

【ゆめ風基金】2005年の活動

引き続き被災障害者救援・復興支援活動を、新たに障害者防災活動支援を行います。

【ゆめ風基金】を広げる活動について、ニュズレターなど印刷物を発行して情報の共有や公開に努めます。イベントの開催についても、各地の障害者団体と協働で取り組み、障害者、支援者のエンパワメントおよび基金支援体制の拡大に努めます。いざというときに備え、全国の障害者団体に参加を呼びかけて、さらに「ゆめ風ネットワーキング」を推進します。発足10年となる今年6月に発祥の地、大阪・中の島で「10年の集い」を開催します。席上、障害者市民防災アイデアコンテスト最終審査、「ゆめ風基金応援歌」の発表も行います。その他、災害時の障害者の救援活動や、防災対策について提言をまとめたブックレットを発行し、いざというときに備えます。

【ゆめ風基金】は災害に強く共に生きる社会づくりに向けて、これからも着実に歩んでまいりますので、みなさまのご支援ご協力を心からお願い申し上げます。

(くわしい活動報告書と決算報告書をご希望の方には郵送させていただきます)

防災アイデアコンテスト入選作品決定

ロの字状に並べられた長机に置かれたたくさんの応募作を真剣に審査している
審査のようす(4月23日大阪市内)

昨年10月より応募を開始した「障害者市民防災まちづくりアイデアコンテスト」も多くの方々にご協力をいただき、317点のご応募をいただきました。心より御礼を申し上げます。

最近の携帯事情を反映して、携帯や携帯のGPS機能を利用した避難誘導に関する作品、また逆に人間をキーワードとし、ご近所との連携で防災・避難等をしていく工夫などの作品が多く見受けられました。北海道から沖縄まで、老若男女を問わず、ユニークで熱意のこもった作品ばかりで、事務局として非常に嬉しく感じました。

みなさんから寄せられた作品は、3月25日に第一次審査、4月23日に第二次審査を行い、厳正な審査をさせていただきました結果、表のとおり入選作品を決定しました。

自然災害による被害を減らすための様々な工夫と、そこにこめられたみなさんの想いは、甲乙をつけがたいもので、審査委員の方々も大変心を尽くされました。

【ゆめ風基金】としては、お寄せいただいたすべての作品に込められたものを、今後の活動の中で生かしていきたいと考えています。

6月19日(日)の十周年記念事業「ゆめ風であいましょう」イベントで、最終審査および入賞作品の表彰を行います。応募作品全ての展示もいたしますので、ぜひお越しください。

障害者市民防災まちづくりアイデアコンテスト入選作品

入選作品7点
タイトル 応募者名 都道府県 概要
ご近所ささえ隊 美弥市社会福祉協議会 山口 ハンディキャップをもつ人を中心とし、ご近所でグループを作る。緊急連絡カード作成とともに、お茶飲み会や防災訓練等を行う
障害者市民のための防災グッズ 松浦幸代 静岡 常時つけていられる笛にメッセージ表示機能もつけ、非常時に役立てる
おんぶひも作っちゃいました
背負子でらくらく避難
溝口千鶴子
深沢香代子
静岡 大人をおんぶできる長さ6mのおぶひも。多用途に使え、ベッド近くにかけておける。またおんぶや抱っこが出来ない障害をもつ方のために、座った状態で移動できる背負子を使う
携帯電話505サービス みんなの労働文化センター
田口誠
兵庫 携帯電話のGPS機能を利用し、車におけるJAFのように、事前登録制で緊急時に505に電話すると駆けつけてもらうシステム
よかとこ(シェルタールーム) 野々島学園
土井尚典
熊本 自閉症の子どもが避難所で落ち着けるように折りたたみ式の囲いで居場所を作る
透析患者の防災システム 兵庫県腎友会 兵庫 透析患者の所在把握が防災部局で出来ていないことから、官民で共有するとともに防災システム構築を図る
ハイテク点字ブロックとFMミニ放送局による災害時障害者誘導システムの構築を 橘?博 大阪 FM電波発信ワイヤーを埋め込んだハイテク点字ブロックを利用し、平時、緊急時にFM放送で情報を流す
ろうきん・全労済特別賞2点
障害者の居住環境の安全性を高めよう!
障害者防災アドバイザーと家具転倒防止ボランティアの育成
レスキューストックヤード 愛知 一人暮らしの高齢者や障害を持つ人は、家庭内の防災対策が難しい。当事者の生活を良く知る防災・家具転倒防止ボランティアを育成し災害減を図る
障害者市民は私たちが力を合わせて守ります
他29点
富士宮市立大富士小学校6年1組のみなさん 静岡 富士宮小学校6年1組のみなさんによる防災アイデア30点

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