ゆめ風基金

特定非営利活動法人 ゆめ風基金

〒533-0033
大阪市東淀川区東中島1-13-43-106

TEL:06-6324-7702
FAX:06-6321-5662

MAIL:info@yumekazek.com

障害者救援活動にご協力ください

障害者救援金
送り先
郵便振替口座
00980-7-40043
ゆめかぜ基金
その他の振込方法

ゆめごよみ風だより

No.272005年1月28日発行

【ゆめ風基金】が被災地支援を行なう窓口をお願いし、パートナーとして活動支援金をお送りしたCIL新潟からの報告です

【自立生活センター新潟】

被災地の中越地区は、これまで将来的に自立生活センターを作りたいという方もおられましたが、自立生活センターの動きやつながりが弱い地域でした。そういった事情などもあり、今回、私たちもなかなか動きがとりにくいという面がありました。

しかし、何度も被災地を回っているM医師、「ねのねっと結屋」のUさん、「ゆいま〜る」の会員でもあり建築士でもあるSさん、また、関連団体・機関(これまでにもつながりがあったところと、新に接点ができたところ両面あります)を通じて、被災された方はもとより、地震の被害そのものというよりもむしろ、今回のこともきっかけとなって、自立生活を希望する方の声も届き始めています。

つまり、今回、行政や施設関係の対応は、かなりの程度、迅速ではあったものの、やはり、それだけでは対応しきれていない障害当事者のニーズがある、ということです。そういったニーズは、地震にかかわらず、「地域で暮らす」ということが今まで不十分だったからこそ、地震をひきがねとして明らかになった面といえると思います。

そこで、自立生活センター新潟では、被災地支援は当然として、今まで以上に、中越地区をはじめとする新潟県内において、自立生活支援に力を入れて活動していきます。

CIL新潟と共に被災障害者緊急避難所の開設を準備された「ねのねっと」からの報告です

【ねのねっと結屋】

「ねのねっと結屋」は、「であい」の場とレスパイトサービスを提供しているグループです。7.13水害の時には、三条市災害対策ボランティアセンター内の「災害弱者対応チーム」からの呼びかけに応じて、自閉症児預かりのボランティアをしました。

その経験を通じ、中越地震のように余震が続いている中では、被災地から少し離れて安心できる場が必要なのではと、いち早く準備を始めました。

今のところ、緊急の受け入れはありませんが、現地の相談員・コーディネーターから問合せがあり、具体的な受け入れに向けて、着々と準備を進めているところです。

新潟 小千谷から

阪神大震災のとき神戸の中学生だった藤原なおこさんが新潟地震から3日後に小千谷に入り避難所で救援活動にたずさわっています。なおこさんは阪神大震災をきっかけに障害者作業所くららべーかりーと出会い、ボランティア活動を続けてきました。

地震3日後に避難所に入ったなおこさんは、消毒薬や毛布や食料がまったく足らないことに驚き、神戸のくららべーかりーに「送ってほしい」とSOSの電話をかけました。【ゆめ風基金】の応援でくららべーかりーから消毒薬、毛布、ひざかけ、乾パンなどの物資が小千谷避難所に届き、必要としている人に配られました。下はなおこさんから届いたレポートです。

沖縄在住2年。神戸出身のため「心が動き」新潟へ。そして18日。沖縄に戻って…〔小千谷震災にっき〕from 2004.10.25 to 11.10 文・絵 藤原なおこ:10.24 東京から電車で10時間ちょっと。途中、買い物をしてつい買いすぎる。深夜、長岡市に着く。余震続く…:10.25 翌朝、タクシーで小千谷へ。道はあちこち陥没している。通行止め箇所も。小千谷着。自衛隊の炊き出しでおにぎりをにぎる。昼すぎから夕方まで。こんなに長く握ったのは人生で初。づがれた…だけど、朝からの人はもっとたいへんだったはず…すぐにヘタってゴメンなさい…:10.26以降 車の中で避難生活を送る人たちがたくさん。「エコノミークラス症候群」で亡くなる方が多いと報道され、テントの貸し出しをしてくれるボランティアや、自衛隊テントの貸し出しが始まったのはもう少し後の事。全国から届けて頂いた物資を届けに街を歩く。あちこちで飼い主とは一緒に避難できない犬や猫たちが…こうしたペットたちへの相談ボランティアも。放課後ひとりで過ごすのが不安…という子を預かる学童ボランティア!!保育・看護・福祉の専門家チームが避難所や家々を回るプロジェクトも!!一番の難点はやはり風呂!!自衛隊の仮設風呂や、少し遠くの健康ランドなどの他、隣県の温泉施設への招待ボランティア企画などもあった。小千谷市災害ボランティアセンターには10月26日の開設以来、本当にたくさん全国各地からボランティアが訪れた。支援物資も最初は道路事情で、また混乱で届くのが遅れたりしたが、徐々に充実してきたように思う。しかし、必要なものは日々変わり、これからもいろんなものが必要になってくると思う。「現地に行ってできる支援」と「遠くからできる支援」。その両方をいつも考えながら、TVや新聞を見ている毎日…これから雪の季節。仮設への入居も始まるそうで、生活の変化や長期化する避難生活のストレスのケアなど…さあ、今の私に何ができるだろう?

©ゆめ風基金