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No.192002年5月27日発行
みなさん、こんにちは!3月9日(土)午後4時〜8時30分、東京で初めての【ゆめ・風基金】の集いに、永六輔さんはじめ、東ちづるさん、小室等さん、灰谷健次郎さん、向井承子さん、山田太一さんがボランティアで駆けつけてくださったのです。会場は、これもまた【ゆめ・風基金】の強烈な助っ人、カタログハウス社の、本社ビル地下ホール(新宿)が提供されて。
レギュラーのラジオ生放送(数時間のおしゃべり)を終えてその足で来てくださった永さんの語りと進行で始まり、山田さん、灰谷さんがそれぞれ【ゆめ・風】への思いを語られて、小室さんの歌と語りが入り、向井さんの思いが綴られて、そして他の講演後いそいで駆けつけてくれた東さんは真っ赤なブレザー姿、登場されるや会場のふんい気が一変(思えば他のゲストは、65才のボクの前後のご年配)。それぞれ永さんとの絶妙なかけあいを織り混ぜて、最後には小室さんと参加者の「遠くへ行きたい」大合唱(永さんは手話で)……それはそれは、ぜいたくな時が流れて……参加された150名はゆったりと至福のひとときを過ごされたようでした。
じつは、【ゆめ・風基金】運動を呼びかけてから今日に至るまでカタログハウス社は『通販生活』紙上で何度も何度も【ゆめ・風基金】を紹介し、専用の振込用紙も綴じ込んで読者に募金を呼びかけてくださいました(チェルノブイリで被曝した子どもたちへの医療基金とともに)。おかげさまで関東方面の支援者がどんどん増え(近畿に次いで)、一度は東京で【ゆめ・風基金】のご報告と感謝をこめた集いを開催したい、と思い続けていたのです。それが、二度とないような豪華版で実現しようとは……人間の絆や縁って、ふしぎな力があるなぁと感じ入っています。
その翌日は、代々木のオリンピック青少年センターでNPO法人取得後の第1回定時総会を開きました。【ゆめ・風・ネット】から11団体、そして個人会員8名の参加が得られて、2001年度の活動報告や収支決算が基本的に承認されました。おもな発言は……①今回の災害では【ゆめ・風】の迅速な対応がありがたく、それが行政を動かしたので【ゆめ・風・ネット】を全国に充実させたい(名古屋)。②精神障害者の支援活動は深刻なケースが多くて、一時的に住まいを借りるにも行政からの支援はほとんど得られない。こんなとき【ゆめ・風基金】を活用できないだろうか(大分)。③われわれは【ゆめ・風】にカンパを続けているが、今年はアフガニスタンの難民にカンパを回した(札幌)……などでした。
【ゆめ・風・ネット】は少なくとも都道府県に1カ所はほしいものです。今年度はそれを目標に障害者団体に呼びかけます。「迅速に、確実に届けられる」が【ゆめ・風基金】のモットーですから、ぜひ、ご当地の障害者団体に声をかけていただきますように。自然災害以外の支援については、障害者の社会進出に向けて柔軟に考えたいと思っていますが、どの障害者団体も必死に活動を続けている状況ですので、支援要綱で「自然災害に準ずる緊急性があると特に理事会が認めた場合」と定めて、【ゆめ・風基金】の特色を出したいと思っています。戦争などの人為的災害に対しては議論のあるところですが、それにしてもアフガンの、地雷による障害者たちが気がかりです(もちろん生粋の、あるいは他の理由による障害者たちも)。あちらでは「障害者」って概念があるのかなぁ?と思いつつ。
10カ年計画もあと3年、それ以降については「ぜひ続けてほしい」が参加者全員の意見でした。いつ、どこで大災害が起こるかも……なので、第2次【ゆめ・風10億円基金】(仮称)として続けていこうと気持ちを引き締めているところです。運用方法など新たなアイディアをお寄せください。
【ゆめ・風】事務所は引越しました。前の近くですが今度は車いすでス〜イの1階です。電話番号はそのままですが、FAXは06-6321-5662に変わります。新大阪駅に来られたらお立ち寄りのほどを!
©ゆめ風基金