ゆめ風基金

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ゆめごよみ風だより

No.172001年10月3日発行

阪神・淡路大震災被災障害者支援事業に
225万円(初年度)支援決定

名称
セルフマネージメント手法の研究と開発 「自分らしく生きたい」発見プロジェクト
事業主体
NPO法人 被災地障害者センター

【ゆめ・風基金】は阪神淡路大震災をきっかけに、被災障害者の長期支援を目指して発足したものです。

阪神地域の障害者支援と、将来起こる災害の被災障害者支援の2つの目的を持ちます。

これまで、総額1300万円の救援金を被災地に届けてきましたが、阪神地域への支援は救援金100万円と貸し付け金となっています。それは、【ゆめ・風基金】よりも早くスタートした障害者救援金本部が、震災後2年間で総額1億5千万円の救援金を阪神の被災地に投入できたことで、【ゆめ・風基金】は、阪神地区については長期的視野に立った支援を担う責任と役割を引き受けたからです。

かねてより、その有効な方法について模索してきましたが、このほど上記の事業に対して助成を行っていくことを理事会で決定しました。その趣旨と意義について、被災地障害者センターの大賀重太郎さんに説明をお願いしました。

障害者が人権をそこなわれることなく、自分らしい生活をつくるために

NPO法人 被災地障害者センターは、被災6年目も障害者の生活支援と小規模作業所等の体力アップ活動/事業を中心に取り組んでいます。そして、それぞれに新しいプロジェクトを立ち上げ、関係者みなさんの期待になんとか沿っていこうとがんばっています。

そのプロジェクト一つが【ゆめ・風基金】から支援を受けて取り組む「セルフマネージメント手法の研究と開発および支援ネットワークづくり」(愛称=「自分らしく生きたい」発見プロジェクト)です。

「自分らしく生きたい」発見プロジェクトの趣旨・目的

2000年度から介護保険がスタートしましたが、同様のしくみで障害者の生活では2003年度から「支援費制度」が始まることとなっています。ところがこの中で、障害者ケアマネージャーは制度的位置づけがなく、「サービスの選択」と「生活の自己決定」のための支援(情報提供・相談・社会資源のマッチング・サービス利用のマネージメント)は限られた行政窓口でしか受けられない状況にあるのです。

障害者が地域で自立した生活を作るためには、一人一人の生活に見合ったケアプランおよびマネージメントが求められています。そのために、障害当事者のセルフマネージメント、当事者団体(グループ)・NPOサービス提供者(事業者)・ケアマネージャーのネットワークによる自主的なケアマネージメント手法の研究と開発が必要となっています。

また、阪神・淡路大震災の被災地では、被災体験からの独自のニーズや緊急のテーマが浮き彫りになっており、これらの課題にも着目する必要があります。

そのために、このプロジェクトは次の内容に取り組もうとしています。

  1. 一人一人の生活実態に合わせ権利を実現するケアプランづくりの手法の研究と開発。自分らしい生活を計画する
  2. サービス提供事業者(指定事業者・施設)との契約、また情報集めと評価手法の研究と開発。契約する
  3. 不利益を受けた場合の権利と名誉の回復手法の研究と開発。権利を生み出す
  4. 地域で支えあうしくみづくり、セルフヘルプ事業の研究と開発。仲間と支え合う

事業の内容

  1. 全体研究会(リーダー研修)の開催
  2. 地域研究会(地域のネットワークづくり)の開催
  3. 研修内容は、(1)支援費制度の理解 (2)ケアプラン、ケアマネージメント手法の研究と開発 (3)相談・情報提供・権利擁護事業/活動の考え方と手法 (4)ケーススタディと今後の課題

ゆめ・風基金の新しい支援活動のモデルとして

このプロジェクトへの支援は、ゆめ・風基金としては新しい取り組みで、障害者の生活復興のために長期的な共同事業への支援を行うことになりました。その意味では、このプロジェクトはモデル事業です。被災地障害者センターは、震災直後に共同・連携した団体(グループ)に呼びかけ、未来に向けた事業にしていく考えです。

そして、他の被災地でも、復興の共同事業に支援が行われるよう、責任を持って取り組みたいと思います。みなさんのご理解とご支援をお願いし、資料などのお問い合わせ、ご意見をお待ちします。

NPO法人 被災地障害者センター 事務局長 大賀重太郎
〒653-0811 神戸市長田区大塚町6-1-1 池内ビル1階
TEL 078-642-0142 FAX 078-642-0942

インド大地震支援プラン決定 被災地障害者センターと協同で110万円

BPA役員より被災障害者に義援金を手渡す

前号でお知らせしましたが、次のように支援プランを決定し、7月に被災地グジャラート州の盲人協会に110万円を送りました。

  1. 家も仕事もなくした障害者にお見舞金 総額50万円
    条件1
    人選は最も困窮している人を優先すること
    条件2
    人選はあらゆる障害分野に等しく行われること
    条件3
    1/2は女性障害者が占めるようにすること
  2. 小さな障害者NGOに 総額50万円
    1. Navchetan School for the Blind : 宿舎や学校の補修に使われる(バチャウ)
    2. National Blind Association : 統合教育を推進。建物の再建に使われる(ブジ)
    3. Prayna Chakshu Mahila Seva Kunj : 女性障害者支援、建物修復に使われる(スレンドラナガラール)
  3. BPAの障害者救援活動に対し10万円

    支援と協力についての根拠 契約書(英文)の記述から要約したものです

    2001年1月26日、マグニチュード7.9の大きな地震がインド西部のグジャラート州を襲った。震源はブジから北へ30キロほどのところで、その地域での被災者は150,000人以上で、さらに、震源から100キロ四方にまで被害が広がった。グジャラート州で最も大きい都市、アーメダバードもこの大規模な地震の被害にあった。Blind People’s Association (BPA)は、被災者への物資提供や復興支援などを行い、臨機応変に対応してきた。また、被災者に対してサービスを提供するため、6ヵ所の復興センターを設立した。

    BPAの義務

    • プロジェクト計画に従って資金提供計画を作成する
    • 進行状況の報告
    • 目標と実際の結果を比較した活動レポートを定期的に提出する
    • 受益者の写真と彼らのサイン入り領収書を送る
    • 予算と財政の報告=分配された金額と予算の残高を含むそれぞれの経費の詳細なレポートを提出する。

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