ゆめ風基金

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総会の報告

NPO法人 ゆめ風基金 2015年度総会の報告

2016年3月26日

3月26日大阪市内で、13団体、38人が参加して第15回定時総会を開催、2015年度活動報告、決算報告について承認をいただきました。

ゆめ風基金は、引き続き第一の使命である被災障害者救援活動にすぐにとりくめるよう普段から体制を整えると共に、東北被災地を中心とした復興支援活動を続けること、そして、防災活動に障害当事者の視点でしっかりと取り組んでいくことを確認しました。

総会では、ゆめ風ネットを担ってくださる各地の障害者団体、そして仙台、石巻、からの報告、意見が相次ぎました。

仙台から参加した「CILたすけっと」代表の杉山さんは、2016年3月に仙台で開催された国連世界防災会議で「インクルーシブ防災」が提唱された、ここの考え方をどんどん広げていこう!と話しました。インクルーシブ防災とは「誰も排除しない、されない、させない防災の体制」を作っていくこと。

2016年4月の障害者差別解消法施行に伴い、災害時の避難行動、避難所、仮設住宅、復興過程をはじめ、あらゆる局面での合理的配慮が官民共に当たり前に実施されることが切に望まれます。

被災地障害者センター石巻の箕田さんは、復興はまだまだこれからだが、障害者の生活相談や、自立生活や交通アクセスなどについて話しあう場が必要。これからも活動を続けていきたいと話しました。

ネット埼玉の吉田さんは、障害者が地域ぐるみで街づくりチェックを重ねた体験から、障害者が防災のまちづくりに参加することが重要、と話しました。

ネット横浜の宇田川さんは、日ごろ、全国の災害支援NGO活動にかかわっている経験から、一般の災害支援NGOとのつながりを強めていく必要があるのではないか、と話しました。

ネット新潟の遁所さんは、福島の原発周辺の地域、楢葉町、富岡町、双葉町、浪江町を訪問したが、線量が高い地域がたくさんあった、復興に大変な時間がかかることを痛感したと話しました。ほかの方からも、震災の貴重な教訓が生かされていない、地域ぐるみで防災の取り組みを進めていくことが急務、との意見が相次ぎました。

被災障害者支援

2011年の東日本大震災以来、全国の障害者活動団体と連携して救援本部として救援活動に取組んできました。そのしめくくりとして、2月に国会議員会館で、各地の被災地障害者センター、各会派国会議員が出席して、報告集会を開催し、防災提言を行いました。提言はこちらをご覧ください。

救援本部による2015年の被災地支援金額は、次のとおりです。

障がい者自立センターかまいしの地域福祉底上げ事業 420万円
被災地障害者センター石巻の交流活動、啓発活動 302万円
被災地障がい者支援センター福島の被災者支援活動 303万円
移動送迎活動費 1260万円(田野畑村ハックの家300万円、石巻市レラ960万円)
以上 総額2285万円

以上の支出のうちゆめ風基金は2015年分担金として580万円を拠出しました。2011年からの被災地障害者センター及び救援本部活動費拠出総額は1億6454万8522円にのぼります。

被災地障害者センターは、今後、障害者事業所として活動を続けます。ゆめ風基金は、今後も連絡をとりあい見守っていきます。

さらにゆめ風基金は、個々の被災障害者拠点、事業所への支援も行いました。

<2015年度に行った東北被災地拠点活動支援> 総額2810万円
いわき市のCIL新拠点(日中活動拠点と緊急避難所拠点)に1000万円
なこそB型作業所の味噌倉庫(プレハブ)に500万円
郡山の障害者交流スペースしんせいに10万円(いす購入)
南三陸の放課後デイ事業所「奏海の杜」設備に500万円(一時返却されていた)
宮古の生活介護事業所(ウエル花夢)の運営費支援に300万円
石巻の地域活動支援センターこころさおりの再建費用に500万円

そのほかの災害については、
ネパール地震障害者救援活動に212万5千円、茨城県常総市作業所に20万円をお届けしました。

障害者防災活動

講演やワークショップ、学習会を全国45か所で行い、障害者防災の取り組みを訴えました。防災提言集、活動事例集、DVDの販売も好調でした。

中学生プロジェクトについては、大阪府市内3校で30人の障害者、692人の中学生が参加し避難体験を実施しました。

障害者防災助成については、10団体に93万4千円の防災助成を行いました(内訳は下記をごらんください)。2006年の開始以来の助成総額は28団体、354万4千円となります。

広く訴える活動

ニューズレターを5回、1万6千部発行し、広く障害者発、被災地発の情報を届けました。CDの販売も好調でした。

3月にネットみやぎと共催で、「震災と障害者」をテーマにシンポジウムを開催しました。

8月に東北被災地を長く支援する「近畿ろうきんサポートV報告会」を開催しました。

8月開催の発足20年コンサートは、小室等さん、坂田明さん、林英哲さん、こむろゆいさん、それぞれの事務所のみなさまの、まさにボランタリーな真摯なご協力をいただいて、豪華に繰り広げることができました。千人ものお客さまに、すばらしい音楽とお話を楽しんでいただきました。このような大きな催しが成功裏におわりましたのは、ひとえに出演者、事務所のみなさま、広報に協力くださった100以上のグループ、支援者、ボランティアのみなさまのおかげです。心から御礼申し上げます。

近畿ろうきんとの提携融資制度は、西宮市、姫路市、京都市、三木市の4作業所に総額1400万円の提携融資を行いました。使途は、つなぎ資金2件、運営資金1件、立ち上げ資金1件です。

会費、寄付金につきましては、会員のみなさまから総額6078万円もの変わらぬあたたかいご支援をいただき感謝の気持ちでいっぱいです。

これからもみなさまに力をいただいて、21年目の活動にまい進してまいります。決算書はこちらをご覧ください。

  • 防災助成金

    岸和田市自立生活センターいこらー 岸和田市 「障害者発☆地域の防災力アップセミナー」 100,000
    難病・心身障がい児(者)を支えるみなの会 平川市 「地域の絆と備えで犠牲者なし」 100,000
    高知県視力障害者の生活と権利を守る会 高知市 避難所運営ゲームに視覚障害者が参加できる用具の開発 80,000
    減災共助の会 横浜市 災害時要援護者の特徴と支援・配慮のポイント」冊子作成 100,000
    春日部市障害者生活支援センターえん 春日部市 「春日部街歩き」報告集作りと配布 54,000
    サン・クラブ 大阪市 メッシュコードマップを活用した防災訓練の実施 100,000
    仕事ノアル暮らし 瀬戸市 精神障害者向け被災体験講話の実施 100,000
    発達支援グループ風の子 水戸市 障害者に本当に役立つ避難訓練をしようパート2 100,000
    あいの実 仙台市 災害緊急時の電源確保のための発電機 100,000
    あやべ障害者福祉推進連絡協議会 綾部市 原発災害と障害者を考える講演会と上映会 100,000
事務局長 橘高千秋

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