障害者救援活動にご協力ください
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特定非営利活動法人 ゆめ風基金
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MAIL:info@yumekazek.com
障害者救援活動にご協力ください
ゆめ風基金ではこれまで災害時の被災障害者支援とともに、「障害者市民防災提言集」をはじめとする防災、減災の取り組みを行ってきました。
「障害者市民防災提言集」では、15の提言を行っていますが、その中で最も重要なものを1つだけ選べといわれたら、迷わず最後の提言「防災・減災はふだんのまちづくりから」をあげます。
阪神・淡路大震災の時と比べると、今は介護保険法や自立支援法が制定され、介護を必要とする人たちに対する福祉・介護サービスは大幅に増えました。しかしその一方で障害者や高齢者は介護サービスを提供する事業所とのつながりは強くなっても、日頃地域の人たちとふれあう機会は非常に少なくなってしまいました。
大規模な災害が起きたときには、行政が対応できることに限りがあることから、地域の住民がお互いに助け合うことが非常に大事だといわれていますが、自治会活動など地域のコミュニティはどんどん低下しており、災害時には障害者・高齢者支援どころか、他の一般の住民の生命を守ることも危うくなっているのが現状です。
ゆめ風基金では提言集をもとに各地で話をさせていただく中で、「災害時だけに役立つ仕組み作りではなくて、障害者が中心になって、ふだんから地域コミュニティを高めるような仕組みを作ることが大事だ」と訴えてきました。前号で紹介したYAH!DOみやざき(ゆめ風ネットみやざき)のように、避難所となる中学校で地域の人たちと障害者が災害時の避難所について考える取り組みは、その具体例の一つです。ただ具体的取り組みを進めるためには、地域事情や、障害者団体の規模も違っており、こうすればよいというかたちがあるわけではありません。各地での取り組みを進めるときの参考にしてもらうものが何か必要だと、ゆめ風基金では4月に編集委員会を立ち上げ、新たな障害者防災ブックレット作りをすすめることにしました。
このブックレットは、実際に障害者団体で取り組まれた事例をもとに、小さな取り組みからでも地域と交流が進められるアイデアを盛り込む予定です。
来年1月頃に発行できるよう編集を進めていますが、「こんな取り組みをしているよ」「こういうことを是非盛り込んでほしい」などのご意見がありましたら、ゆめ風基金までお知らせください。
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