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新潟中越地震で全壊に近い打撃を受けた障害者作業所「ワークセンター安心」は約2300万円の費用をかけて大改修を行い、2005年春から再びメンバーが通えるようになりました。
【ゆめ風基金】としては復興に際し250万円の追加支援を行い、総額300万円の救援金を届けました。
また被災地に障害者自立生活センター設立を準備しているCIL新潟に対しては、被災障害者のレスパイト事業(ショートステイ)を4月から開始することもあり、60万円の追加支援、総額110万円の救援金を届けました。
10月23日に起きた新潟中越地震では、事務局員を派遣して被災障害者調査を行いました。
今回の地震では、数多くの障害者の「生きる場・はたらく場」が被害を受けました。
十日町市の障害者作業所は11人の障害者の働く場として再生トイレットペーパーを製造していましたが、地震で建物に大きな被害を受け、まったく復旧のめどがたちません。
国からの復旧助成金の対象ではない「草の根」の作業所なので、見通しがたたない状態で、障害者たちは余震のなか、不安な日々です。
また、同じく十日町のグループホーム(高齢者、障害者が支えあい生活しています)も地震で家が傾き、余震と寒さにおびえながらも、避難所では暮らせないので、肩を寄せ合って不安な日々を送っています
小千谷市の避難所で救援活動中のスタッフより緊急要請を受け、消毒薬、カイロ、毛布、食料などの救援物資を送る。
調査員派遣〜被災地の障害者や障害者拠点の安否確認を行うとともに、被災障害者救援活動のため情報収集→調査報告
被災障害者緊急避難所設置(準備)
いちはやく被災地の避難所の高齢者、障害者に救援物資を届けた(10/27)ほか、新潟市で被災障害者の情報把握や連絡調整などの後方支援活動を担当する障害者自立生活センターに50万円の支援金を送りました(10/29)。
また、適切な救援活動を行なうために、10月26日〜29日の4日間、調査員を派遣し、障害者拠点を中心に被災障害者情報の収集にあたりました。
それをもとに被災障害者の生きる場はたらく場に総額60万円の救援金を届けました(11/4)。
【ゆめ風基金】事務局員は十日町市、小千谷市、長岡市の障害者や草の根拠点をたずね状況把握に努めています。
避難所では肢体障害者を見つけることが少ないとのことです。
これは阪神大震災でも言われていたことですが、バリアのある大規模避難所を避け、自宅にとどまっているのではないかと思われます。
さらに、聴覚障害者や視覚障害者、知的障害者の情報保障の問題、精神障害者・内部障害者のニーズに即した対応を特に留意する必要があります。
それぞれのニーズに配慮した対応が求められます。
【ゆめ風基金】は新潟市内で活動する「自立生活センター新潟」と協働で被災障害者救援活動にのぞみます。
作業所、グループホームなど被災地の数多くの障害者拠点が被害を受けているので、できるだけ早く救援金お届けする予定です。
10月23日に起こった地震の被害について、【ゆめ風基金】事務局は各方面と連絡をとり、必要な支援の情報収集に努めてきました。障害者市民草の根拠点の多くは相当な被害に遭うと共に、電気、ガス、水道のライフラインもいまだ復旧しておらず、グループホームや作業所などの運営ができない状態であり、避難所においても厳しい状況にあることが推測されます。地域によっては被災者への物資の配給が不足しているところも多く、障害者のサポート体制も十分ではないようです。本日、小千谷市内の避難所で救援活動中の関係者からの緊急要請で、カイロ、毛布、オスバン液などの救援物資を送りました。また、本日、現地調査員を派遣しました。
障害者ネットワークと連絡をとれている十日町市を中心に障害者の避難・被災情報を収集し、必要な支援策を早急に講じたいと考えます。
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